どーも。60ヶ月でFIREを目指すサラリーマン青井三太です。
自分の給料は、日本人の平均より高いのか。低いのか。知りたいと思ったことはありませんか?
自分の給与水準が世の中のどの位置にあるのかを調べることができる国税庁の資料「民間給与実態調査」をご紹介したいと思います。
日本人の給料の平均値っていくら?
年収に関する報道で、あるニュースでは平均所得が450万円って言ってたのに、別のニュースでは500万円超えてたり、また別のニュースだと300万円台だったり、、いったいどの数字が正解なのかわからないなんてことはないでしょうか?
「僕の給料は平均より上なのか下なのか。」これは昔から僕の中で悩ましいテーマでした。でも友人や上司に年収いくら?って聞くわけにもいかないですし。
そこで、いろいろ調べまくった結果。その答えは国税庁がちゃんと出してくれていました。
詳しくは後述しますが、「民間給与実態調査」という資料を、国が人とお金(僕らの税金)をかけてちゃんと作ってくれているのです。
ニュースによって300万円だったり500万円だったりするのは、統計の切り取り方で全然数字が変わるためです。
つまり、全人口なのか、労働者だけなのか、正社員なのか、男女別なのか、手取りなのか額面なのか。ニュースのテーマ、あるいは報道の都合によってコントロールしているからなのだろうと思います。
恐らく一番正確な統計
「令和3年民間給与実態調査」というかなりしっかりとした資料を国税庁が出してくれています。
https://www.nta.go.jp/publication/statistics/kokuzeicho/minkan2021/pdf/000.pdf
民間の事業所における年間の給与の実態を、給与階級別、事業所規模別、企業規模別等に明らかにし、併せて、租税収入の見積り、租税負担の検討及び税務行政運営等の基本資料とすることを目的としている。
という資料です。
そもそも国税庁は税金を取る側なので、民間の給与をきちんと細かく把握したいという意味合いも強いかと思いますが、こういう有益な税金の使い方は素晴らしいことだと思います。
ただこういう公的な資料らしく、なかなか読む気がうせるビジュアルで制作されているので、もう少しシンプルかつキャッチーに図解してみました。
<2021年の平均給与>
「令和3年民間給与実態調査」によると、
年収ベースで、男性は545万円、女性は302万円。平均で443万円だそうです。
税引き前の金額なのでいわゆる「額面」というやつですね。
この統計は民間の事業者のパート・アルバイトから正社員、役員まで含まれています。
<年齢階層別の平均給与>
次に、年齢を5歳ごとに区切った年齢別の統計です。
男女の開きが大きいのは、日本の女性進出が遅れているという面と、パート・アルバイトが女性である割合が多いという部分もあると思います。(この年齢別を全て平均すると上記の男性は545万円、女性は302万円になります。)
このマトリクスに自分の年齢と性別を照らし合わせると、この記事のテーマである「自分の給料が平均よりも高いのか低いのか」を知ることができます。(ただし、パート・アルバイトも含んだ数字であることを考慮する必要があります。)
このほか、事業規模別や業種別、平均賞与なども知ることができますので、ご興味のある方は資料をじっくり読み込んでみると面白いですよ。
「令和3年 民間給与実態調査」
https://www.nta.go.jp/publication/statistics/kokuzeicho/minkan2021/pdf/000.pdf
「令和4年 民間給与実態調査」
https://www.nta.go.jp/publication/statistics/kokuzeicho/minkan2022/pdf/002.pdf
僕個人の感想としては、経歴のわりにそこまで悪くないポジションにいるということがわかり、少しだけ安心しました。
まとめ
最後まで読んでいただきありがとうございました。
もしこのブログが参考になったよ。という方はバナークリックしてくれたら嬉しいです。
\ランキング参加中です♪/
にほんブログ村
コメント