どーも。不況と闘う令和のサラリーマン青井三太です。
僕の人生に後悔があるとすれば、それはふるさと納税制度を「なんか面倒くさそう」というイメージだけで、4年前まで手を出さずにいたことです。制度がはじまって十数年間、本来もらえたはずのフルーツとか鰻とか牛肉とかをもらわずに、毎年のうのうと生きてきたわけです。
そんな、やらなければ僕のように後悔が尾を引く「ふるさと納税」の仕組みについてわかりやすく記事にしてみました。
ふるさと納税とは
ふるさと納税とは、2007年に元総理大臣の菅義偉さんが肝入りで創った制度なんだそうです。
簡単に説明すれば、応援したい自治体を選んで寄附(ふるさと納税)をすると、その自治体の名産品(肉とかの贅沢品)などの返礼品がもらえるうえに、翌年の所得税や住民税が減る(控除される)という制度。
もっとストレートに表現すれば、普通ならただ奪れるだけの税金を、返礼品という贅沢品に変えることができるお得な制度です。
ただ、税金を多く納めているお金持ちほど多くの控除を受けることができるので、よくよく考えると菅さんの考えた金持ち優遇制度ともいえます。
どうやって始めればいいの?
ふるさとチョイスやさとふる、楽天ふるさと納税といったポータルサイトを使います。
直接自治体とやりとりして、寄付をすることもできるそうですが、上記のようなポータルサイトを介して寄付をするのが便利で、会員登録(無料)をするだけで始められます。
とてもわかりやすく手順を説明してくれますし、ショッピングサイトとほぼ同じような感覚でふるさと納税ができます。
また、返礼品にはありとあらゆるものが揃っています。
鰻や肉、旬のフルーツは基本中の基本ですが、お酒やキャンプ用品なんてのもあります。
寄付金額の限度額に注意
ただ、ふるさと納税には寄付できる金額に限度額があるため注意が必要です。
一般的なサラリーマン(年収400万〜700万ぐらい)だと、だいたい4万〜10万円ぐらいが上限金額になります。
あくまでも参考ですが、「年収1億円のヒトで、奥さんは専業主婦、子供なし」の場合¥をシミュレートすると430万円!が上限金額でした。
限度額はポータルサイトのシミュレーションで調べることができます。
去年みたネットニュースで、タレントのつるの剛士さんは、毎年30くらいの自治体にふるさと納税の寄付しているそうで、「飲料水、お米、肉、野菜、果物、卵などは、1年間ほとんど買っていません。あとはトイレットペーパーも買っていませんね。そういった消費系のものはすべてふるさと納税の返礼品のみで賄っているんです。」とインタビューに答えていました。羨ましい限りです。
うちの場合は、数ヶ月に一回ちょっとした贅沢食材をふるさと納税で頼むことで、家族の食卓を華やかにするという使い方です。それだけでもクオリティーオブライフが上がります。実質はタダなのに。
ふるさと納税の手順
実はやることは少ないです。サラリーマンのヒト(もともと確定申告をする必要のない給与所得者等)は確定申告が不要な「ワンストップ制度」が使えるのでとても便利です。
- 専門サイトに登録する
- 自分の限度額を調べる
- 返礼品を選ぶ
- 専門サイトから申請する
- 送られてくる書類に記入して返送
以上のような手順を、自治体ごとに繰り返すという感じです。
はじめはサイトの登録や書類の返送などいろいろと慎重になって時間がかかりましたが、初回以降は、ネットで注文→自治体からの書類を待つ→住所など簡単な情報を記載して身分証明書のコピーを送るだけなので、慣れれば免許の更新より簡単です。
あと、念の為ですが、翌年の6月に会社からもらえる「住民税決定通知書」を確認して、税額控除額の欄に前年にふるさと納税した金額分がちゃんと記入されているか確認しています。
まとめ
以上、副業で稼ぐのと同じぐらい大切な「ふるさと納税」についてまとめました。
冒頭にも書きましたが僕の人生に後悔があるとすれば、ふるさと納税をやっていなかったことでした。その十数年間ずっと税金を無駄遣いしていたわけです。
この先、そういった後悔をしないようにするために、税金やファイナンスの勉強をして、強化していきたいと思ったのがこのブログをはじめたキッカケのひとつです。
僕のようになんとなく面倒だという理由でやってないヒトは、かならず後から後悔しますので、ぜひ今年からでも始めましょう。
最初だけ若干面倒ですが、慣れてしまえば労力に対するリターンはむちゃくちゃ良いです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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