超円高で贅沢し放題だった僕のヨーロッパ留学時代

※当ブログはアフィリエイト広告を利用しています。
MY LIFE

どーも。不況と闘う令和のサラリーマン青井三太です。

円安が続いていますね。

円が強かった時代にヨーロッパに留学していた僕にとって、今の円安の日本とのギャップにはショックを隠せません。

超円高で贅沢し放題だった僕のヨーロッパ留学時代とのギャップを、当時を思い出しながら書いてみたいと思います。

超円高だった僕の留学時代

僕がヨーロッパに留学をしていた頃は1ドル80円ぐらいの超円高のタイミングでした。

「Don't think,Feel.」な人生とともに
このブログは「考えるな感じるんだ」というブルース・リー先生の教えのもと、高校卒業後、何も考えず海外留学→将来の不安を感じて帰国→なんとかギリ正社員→結婚と子育て。と、40数年間の人生をゆらゆらと歩んできた僕が、奥さんと一緒にクリエイティブにお金を稼ぐことを夢見て、この世知辛い世の中と闘う日々の記録です。

当時はまだEUROではなく、僕の留学先ではランチのコースが10ドル前後で食べることができました。豪華なものではありませんが、前菜とメインとデザートが一応ついてきます。あと、水とパンも含まれてました。だいたいランチのコース1,000円という感覚で支払ってましたけど実際は800円、とてもコスパの良い留学生活でした。

あとビールやワインがクソ安くて、スーパーではビールが6缶300円、ワイン一瓶100円ぐらいで買えました。飲食店で飲んだとしてもビールが200から300円。おつまみをいろいろ食べても千円ちょっとで済みました。

学校をサボって、お洒落なカフェテリアで100円ぐらいの美味しいコーヒーを飲みながら(あるいは昼間からビール)、小説を読んだり、女の子としゃべったりという日々を過ごしてました。

僕の人生で一番自由でラグジュアリーかつストレスフリーな生活でした。

日本でのサラリーマン生活がどれだけツラくても耐えてくることができたのは、この頃の人生の貯金が僕にはたんまりあったからです。

 

衰退途上国ニッポン

「衰退途上国ニッポン」ちょっと前のNHKスペシャルで知ったパワーワードです。

番組では日本のアパレル業者のエリートっぽいバイヤーが、カンボジアの田舎の縫製工場の担当者に「そんな金額ではうちの従業員を養えないので他を当たってくれ」と冷たくあしらわれるシーンがものすごくリアルでした。

この円安とアジアの経済発展によって、日本のファストファッションの原価レベルで洋服を作ってくれる工場が中国はもちろんのことアジアにはなくなってしまったのです。

 

日本はこの「失われた30年」の間に、国の政策として非正規雇用を増やし、平均給与が下がり続けました。当然、国民は切り詰めながらマクドナルドやユニクロ、ニトリなど「安くてもそれなりにマシなもの」に流れるしかありませんでした。

まさしくこれがデフレスパイラルというやつなのですが、日本はこの30年間、そんなデフレ企業にならい、できるだけ安くものを売るために従業員の給料を上げることができず、優れた人材は海外に出てしまい(バブル崩壊後もそれなりに強かった)日本の企業は力を失いました。

その30年のうちに、欧米諸国だけでなく給料を上げる努力をしてきた中国やインドなど多くのアジア諸国に追い抜かれてしまいました。

日本は自らデフレに突き進み、30年かけてゆっくり自らの首を絞めてきたのです。

 

日本円の弱さの怖さ

円安が進み、1ドル80円が150円になったということは、シンプルに言えば円の価値がほぼ半分になったということなのです。

それに加え、日本以外は日本よりも物価や給料が上がっているので、例えば僕が留学先で当時800円で食べていたお得なランチは今や2,500円を超えるそうです。

当時から物価の高かった北欧なんかはいまどうなっちゃっているんでしょうね。

ちなみに、先日の僕のランチは松屋の牛丼と味噌汁とサラダが付いた500円ランチでした。冗談みたいな話ですが、これならいろいろな国の人が日本に観光に来るのも頷けますね。

もはや、これまでの買い叩いてきた立場から買い叩かれる立場になっているのかもしれません。

 

まとめ

以上、超円高で贅沢し放題だった僕のヨーロッパ留学時代と今の円安の日本のギャップについて、当時を思い出しながら書いてみました。

結局、円安が進むのは「日本円にあまり価値がない」と世界が考えるようになってきたからだといえます。そして日本は今、最悪のスタグフレーション(景気の停滞と物価の持続的な上昇が同時に進んでいる状況)に陥っています。

ますます、自分と自分の家族を守るために副業を頑張らねばと思う今日この頃です。

ゆらゆらとクリエイティブに生きるための副業ライフ
僕と奥さんは、40を過ぎてからいろいろな副業にトライし、デザイナーになり、カメラマンになり、ライターになり、ハンドメイド作家になりました。そんな我が家で行っている副業についてお伝えします。

最後まで読んでいただきありがとうございました。
もしこのブログが参考になったよ。という方はバナークリックしてくれたら嬉しいです。
\ランキング参加中です♪/
にほんブログ村 サラリーマン日記ブログへ
にほんブログ村

コメント

タイトルとURLをコピーしました