どーも。不況と闘う令和のサラリーマン青井三太です。
昨日、2月22日(木)に、日経平均株価が、バブルの絶頂期につけた史上最高値を更新しました。
一応、前回のバブルも知っている(直接の恩恵は受けていないけど、、)団塊ジュニア世代であり、就職氷河期のロストジェネレーション世代である僕が、日経平均『史上最高値更新』についてまとめてみました。
ついに史上最高値更新
終値で3万9098円68銭をつけ、バブルの絶頂期1989年12月29日に記録した史上最高値3万8915円87銭をなんと34年ぶりに更新しました。
その要因はいろいろといわれていますが、日経新聞には「日本の株式市場で売買している投資主体を金額ベースでみると約7割が海外投資家」とあり
- アメリカの株高
- 超円安で日本株が割安
- 中国株からのシフト
- 新NISA
などの影響が中心なのではないかと考えられます。
僕自身も細々と株式運用をしているので、若干ではありますがこの株高の恩恵を受けてはいます。
ただ、実体経済の方はどうでしょうか。
バブルの頃のような、ボーナス袋が厚みで立つとか、タクシーを停めるのに一万円札を渡すとか、ジュリアナ東京とか
TRFのシングル(ちぃちゃいCD)が200万枚も売れてしまうような
あのバカ浮かれた感じは全くないです。
逆に、食パンを買うのにもヒーヒー言っているというのがリアルなところです。
だって、ちょっと前にスーパーで120円ぐらいで買えていたパスコの超熟が、最近では特売でも158円(消費税込だと170円)です。
実感として、食料品関係、外食関係は1.3倍から1.5倍ぐらい値上がっているのではないでしょうか。
合わせて給料が1.3倍ぐらい値上がっていればいいのですが、残念ながら値上がっているのは税金と社会保険料だけです。
これで総理大臣が「パンが無ければモチを食べればいいじゃないの。」みたいなことを言ったら、たぶん日本でも革命が起きます。
失われた30年で失われたもの
1989年のバブル当時、僕はまだ義務教育を受けてる思春期BOYだったので、この株高当時の恩恵はほぼありませんでした。(今思えばお父さんたちの羽振りがちょっと良かったぐらい。)
いざ、社会に出るタイミングには、寒風吹きすさぶ就職氷河期に突入していました。
この34年の間、日本以外のほぼ全ての国が経済成長し給料を上げる中、日本の平均年収は440万円台(しかも額面!)から、ずっと変わっていません。
でも、消費税が生まれ、ボーナスからも所得税が取られるようになり、社会保険料が上がり、さらに消費税が上がり、もう一回消費税が上がっているので、実質の可処分所得が減りまくっているのです。分かりやすくいえば、手取りが超減っているのです。
まとめ
以上、失われた世代の僕からみた日経平均『史上最高値更新』をまとめてみました。
2度と超えることはないだろうと思っていた1989年の株価を超えたというのは本当に驚きなのですが、残念ながら実体経済は冷え込んだままなので、全く気が抜けないですし喜べません。
ただ、『景気が良いムード』みたいなものって大切な気がします。この最高値更新をキッカケにして良い方向に向かっていってほしいと切に思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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