新年早々に新NISAで100株→1000株を誤発注した僕の記録

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FINANCE

どーも。不況と闘う令和のサラリーマン青井三太です。

2024年からスタートした新NISA。その影響からか日経平均もバブル後の最高値を更新し、ついに終値で35,000円を超えました。

そんな中、新年早々やってしまいました。まさかの初NISA誤発注。

シンプルに100株買うところをゼロがひとつ多く1000株の購入。しかも2日後に決算発表ありという久しぶりに焦りまくった僕の新年早々のトレードの記録を詳しくご紹介します。

新NISAへの買い替えをミス

誤発注した銘柄は、イオンファイナンスサービス株式会社(証券番号:8570)

イオングループの金融関係、イオンカード、イオン銀行などを運営する企業です。

イオンフィナンシャルサービス株式会社
メタディスクリプション

2023年は三菱UFJ銀行をはじめとして銀行関係銘柄が大きく上昇した年でした。

イオンFSはそんな中で出遅れている銘柄ではありますが、個人的にイオンカードにはお世話になっていますし、利回りも4%を超えるので、インカムゲインを目当てに以前から保有している銘柄でした。

 

そんなイオンFS株を、2024年スタートの新NISAに買い替えようと考えました。

僕は1月9日の時点で計300株。100株を旧NISA口座で200株を特定口座で保有していました。

年末に株価が良い感じに上昇していたので、利益があるうちに特定口座を利益確定し新NISA口座に買い戻そうと考えました。

 

新年初の売買&初の新NISA

新年は地震があったので、一旦様子をみてから売買を始めようと決めていました。

1月4日の大発会が始まってみると、地震の影響よりも、新NISAとまだ続く円安、アメリカの株高などの影響の方が強く、日本株全体が上昇を続けました。

イオンFSも新年から上がり続けていたので、下がり始める前に新NISAへの買い替えを行うことを決めました。

 

サラリーマンですので、株式市場の開いている平日の昼間はもちろん売買をすることはできません。

朝チェックして指値を入れ、昼休みに指値を変更するというスタイルでトレードをしています。(とはいえ、中長期で運用しているので、実際売買するのは月平均で2〜3回ぐらいです。)

バフェット様のおかげで2023年の株の成績は自己最高記録でした。
2023年の株の運用益は自己最高記録でした。今年の利益は運による部分(株の神様ウォーレン・バフェット様が日本株を応援してくれたおかげ)が多いですが、現物株でのコツコツ投資の経験を積んできた部分も少なからずあると感じています。 今回は僕のそんな2023年の株式運用についてまとめてみました。

 

1月9日。

お昼休みマクドナルドでランチをしながら、まず特定口座のイオンFS100株を売却。購入時より5,000円程度の利益。そのまますぐに新NISA枠で買い直す予定でした。

すぐに成行注文で買えばよかったのですが、「売った価格よりも高く買い直したくないというセコい心理」が働き、1,303円という指値注文を入れて、食事を終え仕事に戻りました。

その日のイオンFSの終値は1301.5円に下がっていたので、無事に買い戻しもできたと安心。

 

中古車が買える誤発注

帰宅後、確認のため証券口座にログインをしてみると、、。

???

なんかいつもより、現金(買付与力)が少ない。

 

国内株式約定のお知らせに「イオンFS 1000株 1,303,000円」の文字。

130万円。そう百三十萬円です。中古車買えるじゃないですか!

 

当然ですが、新NISAの枠も

投資可能枠(2024年) -NISA(成長投資枠) 1,097,000
投資可能枠(2024年) -NISA(つみたて投資枠) 1,200,000

いきなり半分以上減ってしまいました。

 

ぐるぐるといろいろなことが駆け巡りました。

これまでも、NISAで買ったつもりが特定口座で買っていたりみたいな発注ミスはあったのですが、桁を間違えたのは人生初でした。(例えばこれが去年であれば、NISA枠120万円までなので、購入時にエラーが出ていたのに、、)

確かに購入時、画面の反応が悪くて一回入力をし直した記憶があります。

 

130万円。

なんど見直しても、数字は変わらないですし、間違えましたと証券会社に問い合わせしても100%ダメでしょう。

とりあえず冷静になって、なるだけ上手く売買するしかないと思いました。(ただ、その日は奥さんにもナイショにしました)

 

さてイオンFS1,200株をどうするか

さて、

もともと保有していた200株+今回の1000株を合わせて1200株のイオンFS株(1,561,800円分)をどうするか。

頭の中にいろいろな思惑が駆け巡り、整理しました。

配当利回り4%の銘柄

イオンFSは100株で年間配当実績が5,000円なので、1000株なら年5万円インカムゲインがあるため、なかなかデカいです。全部を保有するのはリスクだけれど、半分ぐらいは残しても良い気もする。

10倍の値動き

1000株。100株の10倍です。値動きも10倍なので、たとえば1日で30円株価が下がるだけでマイナス3万円。100円下がったら10万円。コレはけっこう心臓に悪いです。これまで同一銘柄1000株は未経験です。(実際この数日間かなり気疲れしました。)

2日後の1月11日夕方に決算発表

株価昨年12月中旬の1,219円から少しずつ上昇をつづけ1,300円を超えており、明らかに決算前に上げて、決算内容によってはガツンと下がるかもしれないフラグが立っている状態。ただ、いい方向に裏切られて株価が上昇した場合、例えばさらに100円とか上昇した場合、新年早々かなり儲かる。リスクを考え決算前に売るのであれば10日と11日の2日間。

年始からの日本株上昇

新NISAと円安、アメリカの株高などの影響から、1月4日の大発会から日本株全体が上昇を続けており、まだまだ上昇が続きそうな予感。上がっているうちに売れば少しでも利益を得られる。

結論

結論としては、もともと僕のプランではない購入であり、ギャンブル性が高すぎるため、僕の投資スタイルとは違うので、決算発表前の2日間の間に損をしないようにもとに戻すことにしました。

①まず特定口座と旧NISAの200株を利益があるうちに売る。
②新NISAは300株ぐらいを残して現金化(当初の予定の数字に戻す。)
③可能であれば利益を出す。
④売る前に大きくマイナスになるのであれば保有に切り替えもあり

こんなイメージで2日間の売買に挑みました。もちろん展開によってはフレキシブルに対応しようとは思っていました。

 

1月10日と11日のトレード

もちろん2日間とも平日なのでバリバリ仕事です。前述の通り、朝に指値を入れて休憩時間に指値を調整もしくは成行注文というスタイルで臨みました。(ここだけの話、だいぶ意識は株価の方に向かっていましたが、ちゃんと仕事しましたよ。)

1月10日(水)

出勤前に、まず特定口座の100株、旧NISAの100株、新NISA1000株のうち600株にそれぞれ指値注文を入れました。

株価は上昇してスタートしたのですが、午前中に指値注文はどれも刺さらずでしたが、ランチタイムに特定口座を1,309円で成行で売却。新NISA600株を1,318円で売却。

それぞれ5,000円と9,000円の利益でした。

旧NISA100株は、11日にさらに上昇をしたら売却をしようと決めました。

この日は、日経平均株価がバブル以来最高値を更新しました。

あと、この時点でちゃんと奥さんにも報告しました。

 

1月11日(木)

朝、残していた旧NISA100株に指値注文を入れました。

昨日と同じく上昇スタートでしたが、指値には届かずランチタイムに成行で1,340円で売却。7,000円の利益でした。

昨日の利益と合わせて、26,000円。

リスクを回避しながらまずまずの結果だったと個人的には思います。

 

3時に市場が閉まり終値は1377.5円でした。決算発表次第ですが、なんとか予定どおりに利益を出しながら現金をもとに戻すことができました。

これもただただ運の部分が大きくて、日経平均の急激な上昇、決算前の吊り上げによってたまたま買った金額1,303円から2日間下がらなかったからでした。

10日に下がっていたら全然違うシナリオになっていたと思います。

 

決算発表と翌日12日の株価

11日の大引け後、イオンFSが決算発表しました。

決算発表

 イオンフィナンシャルサービス <8570> [東証P] が1月11日大引け後(15:00)に決算を発表。24年2月期第3四半期累計(3-11月)の連結経常利益は前年同期比39.2%減の270億円に落ち込み、通期計画の610億円に対する進捗率は44.4%にとどまり、3年平均の69.4%も下回った。

いい意味で期待を裏切ってくれ「売ってしまわなければ良かった」と後悔したかったのですが、残念ながら予想通りの悪い決算。

ストップ安はないだろうと思いますが、100円前の下落は覚悟しないとダメなダメダメ決算です。

でも1,200株のうち、売却予定だった800株が全て売れたので、とりあえず安心感がありました。

 

1月12日(金)決算後の株価

1月12日(金)昨日ですが、予想通りイオンFSはマイナスの1,281円スタート。

ただ、それ以上は下がらず、最終的には1,314円まで戻りました。

市場はこの決算を織り込み済みだっということみたいです。

 

結果的には決算発表後もそこまでマイナスにはならず、4,400円の含み益という内容で終わることができました。

3日間とは思えない長い戦いが終わり、ほっと胸を撫で下ろしました。

日経平均はこの日も上昇し、バブル後最高値をさらに更新しました。

ほんとうにこのおかげの部分が大きいので感謝なのですが、ずっと上がり続けることはあり得ないので、そろそろ注意が必要です。

 

まとめ

以上、新年早々に新NISAで誤発注をやらかした僕の記録をご紹介しました。

今回、運もあってなんとかなったわけですが、経験ってやっぱり大切なのだなと思いました。

これまでの投資経験(一応10年選手)に基づく判断ができたからこそ、細かいシミュレーションを立て、リスクを抑えながら実行に移すことができたのだと思います。

メンタルがそこまで強くない僕の「株との向き合い方」
コロナからの回復、ウォーレン・バフェット、ロシア、超円安といったさまざまな要因が絡んでいますが、日本の実体経済にはほとんど影響がない気がします。 ただ、僕個人としては今年の株高に多少の恩恵を受けていて、ありがたいことに例年よりも稼げていています。 好調なうちに記事にしておこうと思い、今回は、メンタルがそこまで強くない僕の「株との向き合い方」をまとめてみました。

 

また、とても勉強になったのは、「株を大量購入して期間に追われながら売り捌く」というトレーダーの人たちがやっていることを垣間見ることができたこと。(神経がかなり削られるというのも実感できました。)

もうひとつは、資産が今の10倍になったら、保有してインカムゲインを狙うのも全然ありだということもわかりました。

新年早々、良い意味でも悪い意味でも大変勉強になった誤発注でした。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。
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