どーも。不況と闘う令和のサラリーマン青井三太です。
60ヶ月でFIREを目指す男として、これまで何冊かのFIRE関連の本を読んで研究してみました。印象としては総じて「夢がないものが多い。」という印象です。
ただ、それで正しいと思います。『花の慶次』風にいうと、だがそれがいい。です。
※FIREとは「Financial Independence, Retire Early」の頭文字を取った略語で、経済的に自立した状態で、早期リタイアすることを意味する言葉です。
FIREの本には夢がないものが多い
「FIREのためには年間の支出の25倍の資産を用意する」という基本から始まり、いかに支出を抑えて、収入を最大限にし、投資で資産を雪だるま式に増やすことができるか。
そういったことを年金がもらえるタイミングまで逆算することがFIREです。みたいな構成が多い気がします。
もう少し掘り下げると
支出を抑えるためのノウハウ→無駄遣いの見直し、サブスクリプションの見直し、保険の見直し、スマホのキャリア、税金の見直し、ポイ活。
収入を最大限にするためのノウハウ→本業で年収を上げる(あるいは転職する)、いろいろな副業で稼ぐ。副業の紹介。
稼いだお金を投資で増やすノウハウ→複利の力はすごい。iDeCoやNisaでインデックス投資。
といった感じです。
また、FIRE後に目標を見失ってしまうというという例も書かれていることが多いです。
ちゃんとしたFIREの本こそ、チマチマしたことがしっかり書かれているため、リアルで夢がない内容になってしまうのですが、FIREのためにはそういう部分をまじめにひとつひとつこなしていくことがとても重要なことだと思います。
だからそれで正しいのだと思います。『花の慶次』風にいうと、だがそれがいい。のです。
オススメFIRE関連本
これまでに参考にしたFIRE関連本の中から、いくつかオススメの本をご紹介したいと思います。
日本版FIRE超入門
山崎俊輔
この本は、日本の制度に合わせたリアルな日本版FIRE入門で、とても参考になった本です。
でも、30代のFIREならいくら必要、40代ならいくら必要とか、リアルすぎて読んでてなかなか暗くなります。
FIREをするために、年金や退職金のことを細かく計算していく必要があるってなんだかなぁと思う部分ではありますが、書かれていることはとても正しいですし、夢のないリアルな本だからこそ読んでよかったと思いました。
『FIRE』子どもを2人育てながら1億円貯めた夫婦の40代FIREまでの道のり
寺澤伸洋
FIRE関連本は、比較的若くて独身の著作が多い気がします。
家族がいるひとにとっては、(月収のほとんどを運用に回すということは難しいため)ぜんぜん参考にならなかったりするのですが、この本は珍しく子持ちで40代の方が書いたFIRE本です。
とても参考になった本でしたが「手取り25万からGAFAの部長に転職成功した」という部分が再現性に乏しいため、ここは自分なりのアレンジが必要かと思います。
FIRE 最速で経済的自立を実現する方法
グラント・サバティエ
ダメだった著者が一気にFIREに突き進んでいくというストーリーが心地よく、テンポ良く読み進められる良著です。
日本の話ではないため細かい部分はいろいろと異なりますが、個人的には外国のFIRE本の方が前向きな気持ちにさせてくれて好きです。
FIREを目的にしないことが重要
我が家の場合、FIREすることが目的にならないようにしたいです。
自分と奥さんが自己実現しながら、世知辛い世の中でも家族と一緒に楽しんでいくために複業を活性化することでFIREをひとつの目標にする。
FIREはあくまでも手段というイメージです。
だからこそ自分達の「好きなこと」「得意なこと」を活かせるクリエイティブ系の副業を選び、副業のメインをWEBショップでブランドづくりに定めました。
60ヶ月でFIREを目指す40代サラリーマンの記録、いよいよ4月から1ヶ月目がスタートです。
何かが変わるというわけではないですが、心機一転、気合を入れていきたいと思います!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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